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シラス(9月) 県内7港における1日1か統当たりの水揚量は、遠州灘(新居、舞阪、福田、御前崎)が213kg、駿河湾(吉田、用宗、由比)が189kgであった。平均水揚量は201kgで前年同月(134kg)の1.5倍、平年同月(過去5か年平均:221kg)の91%であった。また、総水揚量は381トンで前年同月(158トン)の2.4倍、平年同月(324トン)の1.2倍で前年同月、平年同月を上回った。平均単価は1,580円/kgで前年同月(1,370円/kg)の1.2倍、平年同月(1,047円/kg)の1.5倍で、前年同月、平年同月を上回った。 7港のシラス水揚量
*各港の数値は四捨五入しているため、各港合計と月計の値は一致しない場合がある。
定置網(9月)
伊豆半島東岸大型定置網7か統(伊豆山、古網、川奈、富戸、赤沢、北川、谷津)の水揚量は224.0トンで、前年(361.8トン)の62%、平年(334.7トン)の67%であった。また、1か統当たりの水揚量は32.0トン(前年:51.7トン、平年:47.8トン)であった。水揚量の多い漁場は、古網漁場(103.0トン、さば類、マアジ、ブリ)、次いで伊豆山漁場(41.3トン、マアジ、さば類、ウルメイワシ)であった。 多獲された魚種の主な漁場は、以下(表)のとおりで、各漁場の水揚量の割合は、さば類では古網漁場が70%(58.4トン)、マアジでは古網漁場が34%(12.7トン)、伊豆山漁場が25%(9.4トン)、谷津漁場が16%(5.7トン)、マルソウダでは古網漁場が37%(5.2トン)、伊豆山漁場が29%(4.0トン)、谷津漁場が21%(2.9トン)、ブリでは古網漁場が59%(8.0トン)、伊豆山漁場が15%(2.1トン)、ウルメイワシでは古網漁場が52%(6.1トン)、伊豆山漁場が48%(5.7トン)であった。 参考表: 多獲された魚種の水揚量と主な漁場
* 平年比は昭和57〜令和6年の平均値
まき網(いわし類)(9月) マイワシの水揚量は、沼津港では11トン(前年同月比65%、平年同月比1.2倍)、小川港では6トン(前年同月比42%、平年同月比59%)、静浦港、伊東港では水揚げがなかった。カタクチイワシは沼津港、小川港、静浦港、伊東港では水揚げがなかった。 なお、伊豆半島東岸の大型定置網7か統の水揚量は、マイワシは7トン、カタクチイワシは水揚げがなかった。
*平年:過去5か年(令和2〜令和6年)平均値
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