シラス(6月) 県内7港における1日1か統当たりの水揚量は、遠州灘(新居、舞阪、福田、御前崎)が297kg、駿河湾(吉田、用宗、由比)が48kgであった。平均水揚量は266kgで前年同月(179kg)の1.5倍、平年同月(過去5か年平均:291kg)の91%であった。また、総水揚量は358トンで前年同月(327トン)の1.1倍、平年同月(632トン)の57%で前年同月を上回ったが平年同月を大きく下回った。平均単価は1,497円/kgで前年同月(1,282円/kg)の1.2倍、平年同月(1,039円/kg)の1.4倍で、前年同月、平年同月を上回った。 7港のシラス水揚量
*各港の数値は四捨五入しているため、各港合計と月計の値は一致しない場合がある。
サクラエビ(6月) 6月の出漁日数は1日、水揚量は11.1トンであった(前年同月の出漁日数は1日、水揚量は2.9トン)。主漁場は由比沖であった。漁獲されたサクラエビの体長組成は39mmにモードがあった。
サクラエビ水揚量
*水揚量については、旬ごとに四捨五入しているため、月計と一致しないことがある。
定置網(6月) 伊豆半島東岸大型定置網7か統(伊豆山、古網、川奈、富戸、赤沢、北川、谷津)の水揚量は436.1トンで、前年(477.0トン)の91%、平年(386.4トン)の1.1倍であった。また、1か統当たりの水揚量は62.3トン(前年:68.1トン、平年:55.2トン)であった。水揚量の多い漁場は、古網漁場(106.5トン、マアジ、さば類、マイワシ)、次いで伊豆山漁場(90.0トン、さば類、マアジ、マルソウダ)であった。 参考表: 多獲された魚種の水揚量と主な漁場
* 平年比は昭和57〜令和6年の平均値
まき網(いわし類)(6月) マイワシの水揚量は、沼津港では30.7トン(前年同月比683倍、平年同月比25%)、伊東港では1.5トン(前年同月比1.9倍、平年同月比12%)、小川港、静浦港では水揚げがなかった。カタクチイワシは沼津港、小川港、静浦港、伊東港では水揚げがなかった。 なお、伊豆半島東岸の大型定置網7か統の水揚量は、マイワシは47トン、カタクチイワシは27トンであった。
*平年:過去5か年(令和2〜令和6年)平均値
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