シラス(4月) 県内7港における1日1か統当たりの水揚量は、遠州灘(新居、舞阪、福田、御前崎)が425kg、駿河湾(吉田、由比、用宗)が177kgであった。平均水揚量は317kgで前年同月(247kg)の1.3倍、平年同月(過去5か年平均:358kg)の89%であった。また、総水揚量は406トンで前年同月(512トン)の79%、平年同月(688トン)の59%で前年及び平年同月を大きく下回った。平均単価は818円/kgで前年同月(996円/kg)の82%、平年同月(858円/kg)の95%で、前年を下回り、平年並であった。 7港のシラス水揚量
*各港の数値は四捨五入しているため、各港合計と月計の値は一致しない場合がある。
サクラエビ(4月) 4月の出漁日数は10日、水揚量は166.8トンであった(前年同月の出漁日数は11日、水揚量は215.7トン)。主漁場は沼津沖〜田子の浦沖及び由比沖であった。漁獲されたサクラエビの体長組成は38mmにモードがあった。
サクラエビ水揚量
定置網(4月) 伊豆半島東岸大型定置網7か統(伊豆山、古網、川奈、富戸、赤沢、北川、谷津)の水揚量は342.9トンで、前年(928.6トン)の37%、平年(431.1トン)の80%であった。また、1か統当たりの水揚量は50.0トン(前年:132.7トン、平年:61.6トン)であった。水揚量の多い漁場は、伊豆山漁場(70.0トン、マアジ、マイワシ、ブリ)、次いで川奈漁場(64.8トン、ブリ、マアジ、サワラ)であった。 参考表: 多獲された魚種の水揚量と主な漁場
* 平年比は昭和57〜令和6年の平均値
まき網(いわし類)(4月) マイワシの水揚量は、小川港では110トン(前年同月比9%、平年同月比30%)、伊東港では0.004トン(前年同月比0.008%、平年同月比0.01%)、沼津港では876トン(前年同月比65%、平年同月比1.2倍)、静浦港では水揚げがなかった。カタクチイワシは静浦港では0.2トン(前年同月、平年同月水揚げなし)、沼津港では3.3トン(前年同月水揚げなし、平年同月比30%)、小川港、伊東港では水揚げがなかった。 なお、伊豆半島東岸の大型定置網7か統の水揚量は、マイワシは30トン、カタクチイワシは4.2トンであった。*平年:過去5か年(令和2〜令和6年)平均値
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