水産・海洋技術研究所の業務:水産・海洋技術研究所の歴史
水産・海洋技術研究所のご案内 水産・海洋技術研究所の業務:水産・海洋技術研究所の歴史
水産・海洋技術研究所の歴史
水産試験場(現水産・海洋技術研究所)は明治35年11月県議会において設置が議決され、翌36年4月に農商務大臣の認可を経て全国25番目の水産試験場として設立されました。36年9月に工事着手し、翌37年1月に浜名郡新居町に完成しました。明治38年9月には、当施設を養殖部と改称するとともに安倍郡清水町(現在の静岡市清水区)に漁ろう部門(38年9月)、製造部門(39年4月)が新たに設けられ、水産試験場としての礎が築かれました。大正9年には、清水市にあった施設を拡充し漁ろう、製造、養殖に関するすべての試験研究をここで行うようになり、以後、水産試験場の本場として多くの成果をあげてきました。昭和46年7月には焼津市へ移転し現在に至っています。この間、各地に分場が開設され、調査指導船も建造されました。その経過を以下に示します。
年代(西暦) |
|
できごと |
|
|
|
明治37年(1904) |
|
浜名郡新居町に水産試験場竣工・業務開始 |
明治38年(1905) |
|
新居の水産試験場を養殖部と改称、安倍郡清水町(現静岡市清水区)に水試漁撈部設置 |
明治39年(1906) |
|
水試指導船第1世富士丸竣工(本邦初の動力付漁船)、清水に製造部設置 |
明治43年(1910) |
|
新居町の水試養殖部を廃止(清水町へ移転)・田方郡内浦村にかん水養殖試験所開設 |
▲画面トップへもどる
年代(西暦) |
|
できごと |
|
|
|
大正02年(1913) |
|
焼津町(現焼津市)に鰹節製造試験所設置 |
大正07年(1918) |
|
鰹節製造試験所を田方郡伊東町(現伊東市)に移転 |
大正09年(1920) |
|
清水施設を拡充し、養殖部、漁撈部、製造部を統合 |
|
|
かん水養殖試験所廃止 |
大正10年(1921) |
|
水試に本邦初の漁業無線局(清水電信所)開設 |
▲画面トップへもどる
年代(西暦) |
|
できごと |
|
|
|
昭和元年(1926) |
|
鰹節製造試験所を賀茂郡下田町(現下田市)に移転 |
昭和04年(1929) |
|
田方郡伊東町に県水試伊東分場開設 |
昭和06年(1931) |
|
鰹節製造試験所を廃止 |
昭和08年(1933) |
|
県、富士郡上井出村に富士養鱒場開設 |
昭和09年(1934) |
|
浜名郡舞阪町に県水試浜名湖分場開設 |
昭和32年(1957) |
|
県、賀茂郡下田町に水試伊豆分場開設・第1世駿河丸竣工 |
昭和37年(1962) |
|
県水産技術センターを相良町に設置 |
昭和39年(1964) |
|
県水産試験場伊東分場改築移転 |
昭和40年(1965) |
|
水産試験場沼津水産技術センターを沼津市に設置 |
|
|
水産試験場浜名湖分場新築移転 |
昭和41年(1966) |
|
県水産技術センターを水産試験場榛南分室、水産試験場沼津水産技術センターを沼津分室に改称 |
昭和42年(1967) |
|
富士養鱒場御殿場分室を御殿場市に開設 |
昭和45年(1970) |
|
水産試験場伊豆分場改築 |
昭和46年(1971) |
|
焼津市に水産試験場新築移転 |
昭和47年(1972) |
|
県が浜岡町に温水利用研究センター開設・水産試験場榛南分室及び富士養鱒場御殿場分室を廃止 |
昭和53年(1978) |
|
沼津市に栽培漁業センター開設・沼津分室廃止 |
昭和56年(1981) |
|
県が裾野市に鮎種苗センター開設 |
▲画面トップへもどる
年代(西暦) |
|
できごと |
|
|
|
平成07年(1995) |
|
水産試験場富士養鱒場改築 |
平成10年(1998) |
|
多機能型ブイ(マリンロボ)1号機御前崎沖に設置 |
平成11年(1999) |
|
水試伊東分場廃止 |
平成12年(2000) |
|
水試浜名湖分場新築移転 |
平成13年(2001) |
|
駿河湾深層水取水施設完成 |
平成15年(2003) |
|
駿河湾深層水水産利用施設竣工 |
平成17年(2005) |
|
栽培漁業センター廃止・種苗生産部門を委託化・かん水養殖研究と普及部門を沼津分室に改組 |
平成19年(2007) |
|
組織変更に伴い、水産技術研究所となる |
平成21年(2009) |
|
調査船富士丸廃止 |
平成30年(2018) |
|
水産技術研究所新築移転 |
令和元年(2019) |
|
水産技術研究所伊豆分場改築 |
令和02年(2020) |
|
組織変更に伴い、水産・海洋技術研究所となる |
▲画面トップへもどる
|