研究成果の紹介 トコブシの種苗放流
トコブシの種苗放流
研究のねらい
トコブシはアワビとならび本県の重要な磯根資源の1つであり、その漁業は大型海藻の少ない海域にとっては特に重要と考えられている。昭和63年より漁業実態、種苗生産技術、中間育成技術および資源添加技術について検討している。
研究の成果
トコブシの好漁場は転石の多い水深5m以浅の浅い海域で、調査対象海域である土肥町沿岸では7〜9月に漁獲が集中している。
平成7年度には八木沢、小下田両地区に合計63,000個の稚貝(平均殻長2cm)を放流し、その効果を調査している。調査結果を整理し、地域での研修会等を通じ、地域特産種としてのトコブシの栽培漁業を展開し、沿岸漁業の振興を図る。 |
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天然貝 |
放流実績と水揚げ量(土肥地区) |
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放流種苗 |
トコブシの漁場 |
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