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研究成果の紹介
テングサ作柄予察
テングサ作柄予察
研究のねらい
静岡県では、テングサの有数な生産県で、全国で第1位を占めています。漁業者や天草取り扱い業者の要望により、テングサ生産量の作柄予察を毎年漁期前の3〜4月に行っています。
研究の成果
テングサは紅藻に属する小型の海藻で、伊豆半島沿岸では水深0〜30mの海底に着生します。種類は多く、日本周辺のテングサ類には28種類があります。最 も漁業価値の高いのがマクサで、場所によっては岩盤上に広大な純群落を形成します。漁期の始まる前に伊豆半島の各地で潜水調査を行い、群落の広がりや着生 密度、単位面積あたりの着生量を調べ、その年のテングサの作柄を予察します。 |
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テングサ群落 |
主な調査点 |
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潜水調査 |
主な生産地のテングサ着生量 |
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