平成21年カツオ長期来遊資源動向予測

平成21年6月11日に平成21年度カツオ長期来遊資源動向の検討会が開催され、東北海域における今後のカツオ漁況の見通しについて下記概要のとおりまとめられましたので、参考のため資料を添付しお知らせいたします。

1.来遊資源量

本年6月以降の常磐・三陸東沖への来遊資源量は、昨年を下回り過去10年の平均値も下回ると予測される。

２．主分布域

北上期（6月〜8月）には、常磐・三陸東沖合36°N、142゜Eから39°30′N,144°E付近、及び36゜N、147゜30′E付近から40゜N、148゜E付近までの海域を中心に分布すると考えられる。
南下期（9月〜11月）には、37°N〜41°N，142°E〜146°Eの海域に分布すると考えられる。

３．魚体

6月上旬現在、体長48cm前後（体重2.4kg前後）の魚群が来遊資源の中心となっており、南下する秋には体長52cm前後・体重3.0kgを超える個体が中心になると考えられる。

（参考）

予報の詳細な内容を記した「平成21年度カツオ長期来遊資源動向予測（6〜11月）」は水産庁のHPからダウンロードできます。

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