平成28年竿釣りビンナガ来遊資源動向について

国立研究開発法人 水産研究・教育機構 国際水産資源研究所（静岡市清水区）から、今期のビンナガ来遊資源動向について情報提供がありましたので、下記のとおりお知らせします。

これは例年と同様に、冬期のはえ縄や前年の竿釣り漁況等の情報を基に動向を検討したもので、公式に漁況を予測するものではありませんが、今期の竿釣り漁業が対象とするビンナガの資源動向は、近年の中では低い水準にあると予想されます。

1．はえ縄に関する情報

平成28年1〜3月期の紀伊半島〜四国沖漁場におけるまぐろはえ縄で漁獲されたビンナガ（平成28年竿釣り漁期において4〜6歳魚）の釣鈎（100本）当りの漁獲は2.61個体であり、前年（6.29）、過去5年平均値（4.64）を下回る水準であった。

2.竿釣りに関する情報

平成28年竿釣り漁期3歳魚に関する情報としては、平成27年竿釣り漁期2歳魚の1日1隻当り漁獲が170個体であり、前年（10個体）を上回るが、過去5年平均（1,010個体）を大きく下回る水準であった。

予報の詳細な内容は国際水産資源研究所のホームページで閲覧できます。

国際水産資源研究所のHP　「http://fsf.fra.affrc.go.jp/index/2016binnaga.htm」（別ウィンドウで開きます）。

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