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静岡県水産・海洋技術研究所


海況、資源動向の情報:長期予報会議開催結果

 待合室「ふきゅう」 パンくずリスト矢印 海況、資源動向の情報:長期予報会議開催結果 パンくずリスト矢印 令和8年8月〜12月の県内漁海況予測

静岡県内における漁海況予測2026(令和8年1〜6月)

※令和8年度第1回 太平洋いわし類・マアジ・さば類長期漁海況予報会議の予測文を参照

令和8年8月6日  静岡県水産・海洋技術研究所 TEL054-627-1817

1.海況

(1) 黒潮
・N型基調で推移するが、9月までは一時的にB型またはC型となる。

・遠州灘沖では、接岸傾向で推移する。

・9月までは一時的に八丈島の南側を通過する。
(2) 沿岸域
・遠州灘〜相模湾は、「やや低め」〜「やや高め」で推移し、暖水波及時には「やや高め」「極めて高め」となることがある。

・伊豆諸島海域は、「やや高め」〜「極めて高め」で推移し、C型時には「極めて低め」〜「やや低め」となる。

黒潮流型図

<予測の説明>

黒潮は、N型基調で推移するものの、一時的にB型またはC型になると予測した。沿岸域については、B型またはC型となることで、平年並みから低め傾向となるが、暖水波及時には高めとなる可能性が示唆された。
*平年並=平年値±0.5℃未満、やや高め・やや低め=平年値±0.5℃〜±1.5℃未満、

  高め・低め=平年値±1.5℃〜±2.5℃未満、極めて高め・極めて低め=平年値±2.5℃以上

 

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2.マサバおよびゴマサバ

駿河湾(まき網)、相模湾西部(まき網、定置網)

(1)来遊量

マサバ資源は低水準であり、来遊量は少ない。ゴマサバは低水準であった前年を下回る。

(2)漁期・漁場

マサバの来遊量が低水準であるため、漁場形成は期待できない。ゴマサバは期を通じて漁獲される。漁場は遠州灘〜駿河湾、相模湾西部。

(3)魚体

マサバ、ゴマサバともに来遊量が低水準であるため、予測困難。

 

<予測の説明>

マサバ:例年この時期は犬吠埼以北の海域のまき網、定置網での漁獲が中心であり、伊豆諸島周辺海域以西への来遊量は低水準であるため、漁場形成は期待できない。
ゴマサバ:ゴマサバ太平洋系群の資源水準は、近年低水準で推移している。本県主要4港における今年1〜6月のまき網の水揚量は前年同月の水揚量を大きく下回っている。1〜6月の水揚量と7〜12月の水揚量は正の関係にあることから、7月以降の来遊量は前年を下回ると予測した。

 

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3.マイワシ

駿河湾〜相模湾西部(まき網、定置網)

 (1)来遊量

前年を下回る。
(2) 漁期・漁場

期を通じて漁獲される。漁場は駿河湾〜相模湾西部。
(3) 魚体

10〜15cm前後(0歳魚)主体に漁獲される。※大きさは被鱗体長

<予測の説明>

近年の傾向から、0歳魚が漁獲の主体となる。5、6月の当歳魚の水揚量は前年を下回っていることから、来遊量は前年を下回ると予測した。体長は近年の傾向を参考にした。

 

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4.カタクチイワシ

駿河湾〜相模湾西部(まき網、定置網)

(1)来遊量

低調であった前年並。
(2) 漁期・漁場

期を通じて漁獲される。漁場は相模湾西部(定置網)。
(3) 魚体

10cm以下(0歳漁)主体に、10〜14p(1歳漁)が漁獲される。 ※大きさは被鱗体長

<予測の説明>

近年、8月以降の定置網への入網は僅かであることから、水揚量は低調であった前年並と予測した。

 

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5.シラス

予測海域と漁業:遠州灘〜駿河湾(船びき網)

(1)来遊量

 8月は平年(2021〜2025年平均)を上回る。9月以降は予測困難。

(2)漁期・漁場

 期を通じて遠州灘〜駿河湾で漁獲される。

 

<予測の説明>

潮岬〜遠州灘西部(伊勢・三河湾内を除く)における5〜6月のカタクチイワシ産卵量が少なかった年は、8月のシラス水揚量が少ない傾向にある。5、6月のカタクチイワシ産卵量(卵稚仔調査)と8月の主要6港シラス水揚量の関係式から計算すると、8月の水揚量は昨年及び平年(2021〜2025年平均)を上回ると予測された。9月以降については現時点で情報がなく、予測が困難である。

 

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  太平洋沿岸全体の予報については、水産研究・教育機構より発行の予報文を確認ください。 予報文PDF

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