ここから本文です。

静岡県水産技術研究所


漁海況情報:沿岸漁業関係

 漁業情報 パンくずリスト矢印 漁海況情報 パンくずリスト矢印 沿岸漁業関係

シラス(4月)

県内主要6港における1日1か統当りの漁獲量は、駿河湾(静岡、吉田)が704kg、遠州灘(御前崎、福田、舞阪、新居)が612kgであった。平均水揚量は641kgと前年同期(476kg)の1.3倍、平年同期(過去5か年平均:611 kg)並であった。また、総水揚量は1,473.2トンで前年同期(857.2トン)の1.7倍、平年同期(1,262.6トン)の1.2倍と、前年同期と平年同期を上回った。平均単価は772円/kgと、前年同期(664円/kg)の1.2倍、平年同期(509.9円/kg)の1.5倍と、前年同期と平年同期を上回った。

               シラス水揚量(主要6港)

漁 港

水揚量

(トン)

延日数

延統数

平均漁獲量(kg/統)

平均単価(円/kg)

新 居

114.5

17

211

543

712.

舞 阪

410.4

17

681

603

721

福 田

260.5

18

476

547

920

御前崎

172.5

18

197

876

683

吉 田

303.9

21

398

764

810

静 岡

211.3

17

334

633

739

平成30年4月計

1,473.2

108

2,297

641

772

平成29年4月計

857.2

88

1,800

476

664

平成28年4月計

1,744.6

91

1,994

875

442

*各港の数値は四捨五入しているため、各港合計と月計の値は一致しない場合がある。
*平年同期:過去5か年(平成25〜平成29年)平均値

▲画面上部にもどる

 

サクラエビ(4月)

平成30年4月の出漁日数は8日(前年同月と同じ)、水揚量は143トン(前年同月140トン)で、1日1か統あたりの漁獲量は297s(前年同月292s)であった。

主な漁場は、湾奥部(由比沖〜富士川沖)に形成された。水揚げされたサクラエビの体長組成は、漁場、漁獲日によって異なるが体長30o 付近にモードを持つ群と38〜42o付近にモードを持つ群があった。

 

サクラエビ水揚量

<
期間

水揚量

(トン)

日数 1日1か統当り
平均漁獲量(kg)
漁場

平成30年4月上旬

中旬

下旬

29.6

4.9

108.1

1

2

5

493

41

380

由比沖〜富士川沖

由比沖〜富士川沖

由比沖〜富士川沖

平成30年4月 計

142.6

8

297

-
平成29年4月 計

140.4

8

292

富士市沖、富士川沖、 三保沖、焼津・大井川沖
平成28年4月 計

161.9

7

386

焼津・大井川沖、富士川沖
平成27年4月 計

211.5

6

588

焼津・大井川沖
         ※水揚量については、旬ごとに四捨五入しているため月計と一致しないことがある。

 

▲画面上部にもどる

 

定置網(4月)

 

 伊豆半島東岸大型定置網7か統(伊豆山、古網、川奈、富戸、赤沢、北川、谷津)の水揚量は550トンで前年の同漁場の水揚量(352トン)の1.6倍であった。また、1か統あたりの水揚量は、78.6トンで前年(50.3トン)の1.6倍、平年(昭和57〜平成29年の平均71.0トン)の1.1倍であった。水揚量の多い漁場は、北川漁場(209トン、さば類、ブリ、スルメイカ)、次いで川奈漁場(104トン、ブリ、さば類、スルメイカ)であった。

 多獲された魚種の水揚量は以下(表)の通りで、さば類は275トンで前年比5.4倍、平年比5.4倍と好調で、マサバ主体であった。さば類のうち、マサバは223トンで前年比16.7倍、平年比15.7倍と前年平年を大きく上回ったが、ゴマサバは52.6トンで前年比1.4倍、平年比1.2倍であった。漁獲サイズはマサバもゴマサバも尾叉長30〜35cm主体であった。ブリは205トンで前年比1.4倍、平年比2.9倍、銘柄わらさ主体であった。銘柄わらさは204トンで前年比1.4倍、平年比2.9倍であった。スルメイカは41.7トンで前年比3.3倍、平年比2.5倍であった。ヒラマサは3.9トンで前年比66%、平年比65%であった。マアジは3.4トンで前年比69%、平年比3%であった。その他の魚種については、ムツが1.4トンで前年比14.2倍、平年比2.5倍と漁獲量が多かった。

 多獲された魚種の主な漁場は以下(表)の通りで、さば類は北川漁場が45%(124トン)、川奈漁場が14%(38.1トン)、伊豆山漁場が13%(36.2トン)、ブリは北川漁場が30%(61.7トン)、川奈漁場が27%(55.8トン)、スルメイカは北川漁場が46%(19.3トン)、富戸漁場が23%(9.4トン)、ヒラマサは赤沢漁場が42%(1.6トン)、富戸漁場が38%(1.5トン)、マアジは古網漁場が27%(0.9トン)、川奈漁場が24%(0.8トン)を占めた。

 

参考表: 多獲された魚種の漁獲量と主な漁場

魚種 漁獲量(トン) 前年比 平年比 主な漁場
さば類 275 5.4 5.4 北川、川奈、伊豆山
ブリ 205 1.4 2.9 北川、川奈、富戸
スルメイカ 41.7 3.3 2.5 北川、富戸、川奈
ヒラマサ 3.9 0.7 0.7 赤沢、富戸、川奈
マアジ 3.4 0.7 0.03 古網、川奈、富戸

 

▲画面上部にもどる

 

まき網(4月)

 マイワシの水揚げは、小川港では316.6トン(前年同月比1.1倍、平年同月比1.6倍)、沼津港では516.8トン(前年同月比51.6%、平年同月比1.6倍)、伊東港、静浦港では水揚げは無かった。カタクチイワシの水揚げは、沼津港では5.1トン(前年同月比7.3倍。平年同月比3.7倍)であった。伊東港、静浦港、小川港では水揚げは無かった。  

 なお、伊豆半島東岸の大型定置網8か統の水揚げは、マイワシが2.0kg、カタクチイワシが24.0kgであった。

*平年同期:過去5か年(平成25年〜29年)平均値

 

▲画面上部にもどる

 

お問合せ先

静岡県水産技術研究所
〒425-0032 静岡県焼津市鰯ヶ島136-24
電話番号:054-627-1815,1816,1817,1818  FAX:054-627-3084  E-mail:suigi-web@pref.shizuoka.lg.jp