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静岡県水産技術研究所


海況、資源動向の情報:シラス漁海況予測

 待合室「ふきゅう」 パンくずリスト矢印 海況、資源動向の情報:シラス漁海況予測 パンくずリスト矢印 平成23年シラス漁海況予測

平成23年シラス漁海況予測

平成23年3月14〜15日に静岡県沿岸における平成23年春の海況とシラス漁に関する予測を発表しましたので、その概要について掲載します。

1. 海況(3月〜6月)

(1)黒潮

3〜4月前半までC型、4月後半以降はN型基調で推移する。
4月前半のC型は小規模で、また4月後半〜5月前半には一時的に小規模なBC型となる。

(2)沿岸水温

C型時は「やや低め」、N型時は「平年並」で経過する。一時的にB型時に「高め」となる。

黒潮の流型 (参考)
図 黒潮の流型(海上保安庁海洋情報部HPより転載)

  A型:遠州灘沖の大冷水渦を迂回。数か月〜数年続く。
  B型:遠州灘沖の中型冷水渦を迂回。南限は北緯32度以北。
  C型:伊豆諸島の東西にまたがる冷水渦を迂回。
  D型:伊豆諸島の東にある冷水渦を迂回。
  N型:遠州灘沖をほぼ直進して流れる。冷水渦は無し。

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2. シラス漁況(3月〜6月)

(1)春漁(3〜6月)の水揚量

近年、春漁はカタクチシラス主体であったが、今年の解禁直後はマシラス主体となる。マシラス漁は水温が14〜18℃で形成され、前年の水揚量40トンを上回る。
カタクチシラスの水揚量はカタクチイワシ親魚として資源評価におけるカタクチイワシ太平洋系群親魚量、県内における1〜2月の定地水温平均より、3,050トン(2,700〜3,400トン)と予測。平年(3,596トン)を下回るが、前年(1,925トン)を上回る。

(2)春漁(3〜6月)における初漁期

黒潮流路の予測(FRA-JCOPE)から静岡県海域に暖水が波及してくるのは、4月下旬以降と予想され、カタクチシラスの初漁期は4月下旬以降と見られる。但し、マシラスの漁場形成により、解禁直後から200kgを超えることもありうる。

(初漁期:1日1か統当り水揚量が200kg以上になった時期)

 

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