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静岡県水産技術研究所


海況、資源動向の情報:シラス漁海況予測

 待合室「ふきゅう」 パンくずリスト矢印 海況、資源動向の情報:シラス漁海況予測 パンくずリスト矢印 平成19年1月〜9月の県内漁海況予測

平成17年シラス漁海況予測

平成16年3月11〜12日に静岡県沿岸における平成16年春の海況とシラス漁に関する予測を発表しましたので、その概要について掲載します。なお、3月22日現在の情報を加え、11〜12日に発表した内容に一部訂正を加えています。

1.海況

(1)黒潮

3月までN型が続き、4月に小蛇行の東進に伴いB型になる。5月にはC型・D型を経て再びN型になる。(*1)6月に次の小蛇行の東進に伴いB型になる。

(2)沿岸水温

3月は『平年並み』〜『やや高め』、4月は『高め』、(*2)5月は『平年並み』〜『やや低め』、6月は『高め』で経過する。
黒潮の接岸及び小蛇行の東進時に沿岸域に暖水が波及するが、その後は冷水に覆われ低めとなる

*1:その後の情報により、4月以降は離岸傾向のN型で経過し、6月に小蛇行の東進に伴いB型になると考えられる。

*2:4月は『平年並』〜『やや高め』に訂正。

黒潮の流型 (参考)
図 黒潮の流型(海上保安庁海洋情報部HPより転載)

  A型:遠州灘沖の大冷水渦を迂回。数か月〜数年続く。
  B型:遠州灘沖の中型冷水渦を迂回。南限は北緯32度以北。
  C型:伊豆諸島の東西にまたがる冷水渦を迂回。
  D型:伊豆諸島の東にある冷水渦を迂回。
  N型:遠州灘沖をほぼ直進して流れる。冷水渦は無し。

  蛇行は西から東に進む。従って潮岬より西の海域で蛇行が生じていれば、いずれ遠州灘沖にも蛇行が到達する。潮岬で小さな蛇行が生じることもある。

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2.シラス漁況

近年のマイワシ資源の状況から、マシラス漁獲は期待できない。そこで対象をカタクチシラスに限定し、以下のとおり予測を行った。

(1)初漁期(1日1か統当り水揚量200kg以上)

4月中旬〜下旬

(2)春漁(3〜6月)の水揚量

平成15年、平年(過去5か年平均)を大きく上回るが、今後の海況によっては予測より低くなる。

(3)夏・秋漁(7〜10月)の水揚量

平成15年、平年並み

(4)年間の総水揚量

平成15年を上回り、平年並み

 

(参考)
※文中の「並み」、「上回る」等の表現は以下の基準による。
並み :±10%以内
上回る・下回る :±11〜20%
大きく上回る・下回る :±21%以上

静岡県主要6港カタクチシラス水揚量
(主要6港:新居、舞阪、福田、御前崎、吉田、静岡)

 
平成16年
平年
春漁(3〜6月)
1,938トン
2,820トン
夏・秋漁(7〜10月)
3,761トン
3,793トン
年間総水揚量
6,276トン
6,968トン

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